キズナアイ炎上(？)について僕が思うこと

　どうも「女子の二の腕と棟の柔らかさは一緒」とういことを最近知ったまるふぃです。女子の友達に知ってるか聞いたら、「普通知ってるでしょ笑」とか「逆に何で知らないの笑」とか色々言われました。普通に知らなかったんですけどこれって常識なんですかね。てかもし女子の二の腕触れれば胸触るのいｓｓ(ry

　本題に入ります。みなさんは「キズナアイ」を知っているでしょうか？この記事読んでる人ならほぼ全ての人が知っていると思いますが、一応説明すると最近流行りのバーチャルユーチューバーというやつです。その中でもキズナアイはトップクラスに人気があり、日本のユーチューバーの中でも2018/10/20の時点で登録者数23位とかなりの人気ぶりです。さらにテレビで紹介されたり、海外の有名なユーチューバーに紹介されたりと海外のファンも多く、今年の10月にはNHKのノーベル賞の解説番組に出ることが発表されました。そしてこのノーベル賞の解説番組に出ることについてがが今回のテーマです。タイトルにも書いた通り、この件でキズナアイはそこまで大規模ではないですが炎上しています。今回はこの件に関して僕が思うことを書いていきます。

　結論から言うと今回キズナアイが解説番組に出ることは何の問題も無いというのが僕の意見です。そしてその理由を描く前に、そもそも何故キズナアイが炎上したかについて書いていきます。炎上の発端は太田啓子さんという弁護士のツイートです。

　とまぁ、キズナアイはこんな感じで批判され、それに賛同する人、反対する人の論争がネットで多発しました。そしてキズナアイを解説番組に出すことに反対する人の意見をまとめると、

・服がエロい。

・胸とか体つきもエロい。

・「社会問題や科学についての解説番組」において、「男が解説して女が解説を聞く」

　というパターンが多く、「男が知恵を持ち女は無知」というイメージを植え付けてい

　る最たる例だ。

　ざっとこれが反対派の主張です。これらの意見に対し、僕の意見はこうです。

　まず「服がエロい」といういことについて。

ホットパンツに腹チラ、確かにニーハイと日焼け防止の腕のやつをを除けば夏場のビッチ臭が漂ってきそうなギャルです。しかし、本当にエロいと言い切れるでしょうか？露出が多いと言ってもほんの少しではないですか笑。この程度でエロいとか笑、童貞の男子中学生でも思いませんよ笑。そんなこと言ったら短めのショートパンツもおへそが見える服もテレビで禁止しなくてはならなくなります。男目線で言わせてもらいますが、この衣装はエロくないです。そもそもエロを売りにするならもっと胸を強調するとか、見えそうなくらい短いミニスカートを履かせるとか、ニーハイなんか履かせないで生足にするとか、もっと方法はあります。よってプロデュースしている側にそのような意図は無く、見ている側も性的に見ていないというのが僕の考えです。ファンはキズナアイのキャラクターに魅かれているのです。ビジュアルだけなら代わりはいくらでもいますし、エロいだけで本人に魅力が無ければここまで人気になることも無かったでしょう。

　次に「社会問題や科学についての解説番組」において、「男が解説して女が解説を聞く」というパターンが多く、「男が知恵を持ち女は無知」というイメージを植え付けている、ということについて。確かにそのイメージが多少なりとも存在するのは否めません。しかしNHKはそれを意図してキズナアイを起用したのでしょうか？若い女性だから聞き手役に抜擢したのでしょうか？キズナアイを起用した理由は単純に宣伝効果が見込めるからではないでしょうか？芸能人やアイドルよりも、最近ではテレビでも紹介される程人気であり、さらにそもそも人間でないという、斬新でホットなキズナアイは宣伝力抜群といえます。例えキズナアイが男だったとしても抜擢していたでしょう。ネットでは「科学と関連度の高い白衣を着た理系の女子の方が良い」とか「視聴層に合わせて高齢者にすべき」などの声も聞きましたが、そんな番組誰が観るんでしょうか。そもそもノーベル賞の解説番組に興味のある人が多いとは言えません。だからこそ人気のある人を起用したのです。今回それがたまたまキズナアイだっただけです。観てもらえない、そもそも知ってもらえなければ本末転倒です。しかし女性の社会進出が問題となっている今、女性が聞き手になる場面が多いというのは少しずつ変えていった方が良いというのには賛成です。

　とまぁ、これが僕の意見です。今はもう観ていませんが、実は僕はキズナアイがまだ数えられるくらいしか動画を出していないくらいの頃に少し観ていたことがありました。僕はアイドルや萌えキャラに全く興味が無いのですが、キズナアイにはアイドルのような「いやらしさ」や「あざとさ」が全く無く、バーチャルであることや、AIという設定を活かした今までにない新しい存在という印象で、かわいいというのはあくまでおまけといった感じでした。しかし、そしてその後に出てきたバーチャルユーチューバー達はやっていることはアイドルと同じ、つまり生身の人間がやっても同じことばかりで、そこから僕はバーチャルユーチューバーという存在がアイドル的な存在になり、オタクのイメージがついてしまったと感じています。何が言いたいのかというとキズナアイはアイドルや萌えキャラでは無いということです。だからたくさんの人に受け入れられてきたんです。だからこそ「性的だ」なんて言われるにはかわいそうだと思うんです。

　今回はアイドルとは別の存在であるキズナアイを禄に知りもしないで偏見の目で見て勝手に女性差別の問題に巻き込んで、フェミニストの目の敵にされたキズナアイがかわいそうだったので記事を書きました。最後にもう１度言わせてもらいますがキズナアイは性を売りになんかしていません。AIを、バーチャルであるということを売りにしています。アイドルや萌えキャラに興味が無い僕がアイドルなんかじゃないと感じたということが何よりの証拠です。NHKの解説番組での活躍に期待しています。（まぁ文系だし興味無いから観ないんだけどね笑）